人類の長年の夢:トップ・ギアがAmazonプライムビデオで全作見れるように

Written by Joe

Photo by BBC

我々人類の夢、それは、多様な価値観や多様な人種の共存、永遠の平和、戦争のない世界、憎しみのない世界。そして、プライムビデオでトップ・ギアを全作見ること。

さて、この度、あのトップ・ギアがアマゾンプライムの特典で見れるようになりました!つまり、プライム会員である賢明なあなたは、トップ・ギアが見放題ということです。きっとこれは私にとってもあなたにとっても2017年のベストニュースに違いない。

今までは19-22しか見れませんでしたが、2-22まですべて見れるように。イエス。

トップ・ギア

まさかとは思いますが、トップ・ギアを知らない(つまり人生の9割を損しているかもしれない)人が居るかもしれないので、Wikipediaも顔負けの紹介をさせていただきます。

トップ・ギアとは

トップ・ギアとは、イギリスの国営放送BBCによる自動車情報番組シリーズです。主に人気を誇っているのは2003年に始まった第二幕で、このセカンドシリーズは合計24期分からなる。その後ナントカカントカ・・・

こんな屁みたいな紹介より、とりあえず下の動画を見ろ。

これは、トップ・ギアのシーズン10エピソード2より。「運河を自作”水陸両用車”で横断!」というもの。

「英語で何言ってるか分からないけど面白そうだ」と思いましたか?ならば、この記事はあなたに無限の価値を提供するでしょう。また、安心してください、日本語字幕版が見れますよ。

そうでなければブラウザを閉じてトップ・ギアのない人生を送ってください。

何をしているの?

この番組は、イギリスの三人の自動車ジャーナリストによる車の番組です。

ジェレミー・クラークソン、リチャード・ハモンド、ジェームズ・メイ。

おもに自動車の番組なのですが・・・

  • 頭のおかしい企画
    上記のように、「水陸両用車を自作」「中古車で大陸横断」「ホバークラフトを自作」など、とにかくヤバい企画をVTRにして紹介
  • ニュース
    イギリスを中心に世界の自動車を取り巻く状況を、時に皮肉、時にジョーク、時にシモネタを交えて紹介します。
  • 車の紹介
    発売された新型車の紹介や、クラシックカーのレプリカなど幅広く紹介します。しかし、飼いならされたYoutuberのようなザマとは全く異なり、高級車でも乗り心地がなければけちょんけちょんに批判し、英国流のジョークで笑い飛ばします。
    また、その幅も、最安値の車から、車を踏み潰すモンスタートラックまでと広いです。
  • ゲストトークとタイムアタック
    放送当時、流行の人物やセレブを番組に招いてトークをします。また、そのゲストを安価な車に乗せて、番組の所有するサーキット(飛行場)でのラップタイムを計測し、競い合います。

おもにこれらのラインナップで番組が構成されています。

こんな人は見ない方が良い

例えば、番組中ではしばしば自転車や環境活動家を皮肉ったりします。ひょっとしたら、あなたが含まれる何かしらを皮肉ることも。これらをただの皮肉として、「あー言えてる言えてる(笑)」と笑い飛ばすことができない人は見ないほうが良いですね。

また、あなたの車が「買う価値がない」「ただでも高い」といわれるかもしれません。あなたの好きな車が「ダサい」「安っぽい」といわれるかもしれません。そういった意見の違いがわからず思わず苦情のお葉書を送ってしまうような人も見ないほうが良いですね。「この車がダサい?分かってねえな、ハハ」ぐらいの心意気で見ましょう。

また、GTレーシングや、フォーミュラ・ワンなどの「モータースポーツ」や、頭文字Dなどの「走り屋カルチャー」の番組を目的としている方も、見ないほうが良いとは言いませんが、そういった内容の番組ではないので、満足できないかも。

見どころ

これは私の主観ですが、そもそも見どころなんかは聞かないでとりあえず見てみるのが良いと思います。

  • 規模
    企画の規模がいちいち凄い。何十人もの撮影クルーと一緒にアフリカに行ったり、専用の工場で車を自作して旅をしたり(欧州の自動車に関する規制がより自由というのもありますが)、爆発も何回かあります。
    一般人は吹き飛ばされるし、貴重な「ご意見」は冗談で返すし、その態度の規模も面白い。
  • 映像
    映像が素晴らしい!!アメリカのアホみたいに広い道路をレクサス・LFAで走る映像が、スペインの誰もいない高原をマクラーレン・MP4-12Cスパイダーで走る映像が、きれい。とてもきれい。
  • 冗談
    英国のジョークとはどんなものか、を垣間見ることができます。しかし、登場する三人は全員それなりに過激なので、英国人がみんなああだと思わないほうが良いかも。
    しかし、僕らの文化にはあまりないユーモアは新鮮で面白いはず。

また、一応テレビ番組ですが、「えっこれ国営放送の番組だよね???」と思わずつぶやいてしまう番組の振舞も面白い。

私の「テレビ」の感覚から言うと、現代のテレビというものには、「貴重な”ご意見”をくださる視聴者様」方による馬鹿馬鹿しい制約に縛られているように感じます。何が正しいのかなんて誰にもわからないのに、何かしら間違っているという理由で批判され、結果カドの立っていない番組が増えるのでしょう。

そんな私には、この番組は非常に新鮮でした。どの国も大して差はないでしょう。番組にはきっと「不快に感じた」「迷惑だ」など無数の苦情が届いていることでしょう。

メキシコ大使館をトップ・ギア流のジョークに登場させたら、大使から実際に苦情が来て謝罪する事になったこと。トップ・ギア流のジョークを「アジア人差別」と捉えてしまった女優から抗議が来たこと。これらからも容易に想像できます。

しかし、全く丸くなる気配はありません。そこが魅力。

Series available on Amazon

さて、トップ・ギアの紹介についてはこれくらい簡潔にとどめておいて、本題に入りましょう。

この素晴らしい番組が、先ほど紹介した三人の司会が登場するシリーズすべて、Amazonプライムのプライム会員特典で見れるようになりました。

つまり、残りの僕の夏休みの予定表が全て埋まったということです。

つまり、月300円程度で、お急ぎ便に加え、トップ・ギアが見れるということです。

お急ぎ便なんてどうでもいいですが、これは重大なニュースのはずです。

さて、現状日本のプライムビデオで見れるシリーズを紹介しましょう。全部見るべし。

シリーズ本編

まずはこれを全部見ましょう。トップ・ギアの名物司会者となるジェレミー・クラークソンが最初に司会を務めた回(シーズン2)からあります。

シーズン2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22

とりあえず、どれか一つのAmazonの紹介文を読んでみてください。面白そうでしょう。

特集

また、様々な内容の特集もあります。これらには本編未収録のものが多いです。

トップ・ギア:パーフェクト・ロードトリップ 1 & 2 
ジェレミーとリチャードが、最高のクルマ旅を探求する?シリーズ

トップ・ギア:ジェームズ・メイの世界の国民車 
こりゃ勉強になる!その題の通り世界の国民車を特集します。日本も出てくるよ。

トップ・ギア:ポーラー・スペシャル 
トヨタの協力で、ハイラックスと犬ぞりのレースをしようじゃないか。

トップ・ギア:ワースカー決定戦 
最も「悪い」車を決定するスペシャル。あなたの車かも。

トップ・ギア:インド・スペシャル 
「中古の」「イギリス車」でインドを走破するとんでもない企画。

忙しいあなたに

過去の頭のおかしい企画を特集したシリーズもあります。あと8時間で世界が滅ぶがトップ・ギアが見たい、そんな時用のものです。

トップ・ギア:アンビシャス・バット・ラビッシュ
過去のおバカ企画特集。お腹がいたいでしょう。

とりあえずトップ・ギアは見たほうがいい

見たほうが良いと思います。

しかし夏休みの予定が全てチャラになる可能性はあります。

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