ヘッドホン「MDR-XB950BT」を「割って」「同じのを買った」話、する?

Written by Joe

Photo by Azapedia

ヘッドホンを割った

時は2016年12月頃、もうすぐクリスマスと世の中浮足立つ中、死んだ魚の眼をして帰宅ラッシュにキャパ超えの電車に乗るため駅に向かうAzapediaの人

寒い寒いとヘッドホンを腕にかけて歩いておりました。ジャケットの裾がグシャリと潰れていたので、それを伸ばすため、腕を「ピン!」と伸ばした時!

あ~っ!

僕の腕にかかっていたMDR-XB950BTが宙を舞い、1mほどの高さから地面へ墜落。何が起きたか理解すると同時にカーンと乾いた音を立てて、死体のようにアスファルトに。

どのような落ち方をしたかと言うと、ハウジング部を支えるアーム部が見事に地面に激突しました。Y字型の彼をぶつけてしまったのです。

まあ、この時はアームは壊れなかったのですが。。。

このアームはダメージを受けやすい。

MDR-XB950BTの記事を見て頂ければわかりますが、このヘッドホンには専用ケースも付いていなければ優れた折りたたみ機能があるわけでもありません。また、女性が自撮りに使用すると小顔効果が望めるほど、本体が非常に大きめにできているため、首にかけておくにも不便です。

そのため、このヘッドホンを付けていない時は、ケースに置くか、そのまま直接机などに置いておくこととなります。

基本的にケースに入れずに使っていた僕は、日常生活においてこのヘッドホンを直置きするしか選択肢がありませんでした。

しかし、このヘッドホン、直置きすると、本体を「ヘッドバンド部の頂点」「左右のハウジングを支える両アーム」の二点で支えることとなります。また毎日机に置かれるときの衝撃をこの三点が受け止めるのです。

そうすることで、まずヘッドバンド部の方は素のステンレスなので良いのですが、アームの方は塗装を施されたプラスチックであり、傷やダメージを多く受けます。

気がついたら死んでいた

2月の上旬、静かな朝。暖炉に火を付けてから、机の上においてある彼を見てみると、息をしていません。おい、大丈夫かと話しかけても返事はありません。そんなことはどう考えても当たり前なのでどうでもいいのですが、なんと、アームが、折れていました…

※悲しみのあまり手が震えてピンボケもブレも∞ですがご了承下さい

ヘッドホンやイヤホンの断線を「きれいな死に顔」と言うならば、この状態は「前腕を骨折」でしょう。

きっと(想像ですが)、日常的な衝撃とこの間の墜落などが重なりストレスで死んでしまったのです。

このハプニング、事故、招かれざる客、損壊、に気付いた朝に始まる一日は最悪の気分でしたよ。

修理は?

しかし、この製品の両側のハウジング部には、自慢げに、誇らしげに、ロールスロイスのエンブレムよりも輝くSONYのロゴが埋め込まれています。

日本を代表する電化製品メーカーならこんなアーム、お金さえ積めばちゃちゃっと直してくれるんだろう。そう思い、SONYのサポートデスクに問い合わせてみました。

結論から言うと、ヘッドバンドのユニット全体を修理する必要が出てくるため、技術料込で9000円弱。

ちなみに、Webの新品価格が13000円弱。さて、私に残された選択肢は

  1. ヘッドバンド部の修理に出す:
    ヘッドバンド部だけ新品になる
    ハウジング部やバッテリーは今のまま(キズ等そのまま)
    保証期間はとっくに過ぎている
    9000円かかる
  2. 新品を買う:
    ヘッドバンド部は無論新品
    ハウジング部も何もかも新品
    自然故障に対し1年の保証が新たにつく
    13000円かかる
  3. ヘッドホンへの雑な扱いを悔やみ過去に囚われた亡霊となる:
    不毛の砂漠には彼の嘆きに答えを与える神はいない。

の3つです。

ヘッドホンを買う

芸能人坂上忍が「坂上忍、家を買う」において、素晴らしい住宅を内覧し悩みに悩んだ挙句「買いま~?せん!w」と言う番組がやっていましたね。

しかし、「Azapedia、MDR-XB950BTを買う」において「買いま~?せん!w」は全く通用しません。「買いま~?買います買います!無いと生きていけません!!」

まずはヨドバシカメラへ

僕は大富豪なので、なんとヨドバシカメラのポイントカードには1万円ものポイントが貯まってしまっていました。ジンバブエドルに換算すると、なんと「13億37万ジンバブエドル」になるそうですよ。たくさんパンが買えます。

大切に育てた箱入り娘を嫁に出す覚悟でヨドバシカメラへポイントを消費しに行こうと足を運び、オーディオコーナーのタスキ(博識の目印)をかけた店員に声をかけ、ヘッドホンを買いたい旨を伝えました。

しかし、僕はヘッドホンを買えませんでした。店員いわく、「今現在SONYはこの製品に関して受注生産という形を取っており、予約した客に順次製品が行き渡るようになっているが、いつそれが届くか今確実なことを言うことは難しい。予約という手段はある。」ということです。

これはいけない。

結局Webで購入

音速より早く自宅に戻り(ソニックブームがうるさい!)価格.comへアクセスしました。

当時最安値だった12733円で購入。今では無事購入し毎日を楽しく過ごしております。

壊れたヘッドホンのその後ですが、スタッフが美味しくいただきました。

希少価値と二世

僕はトイレットペーパー・パニックを起こすトリガーにはなりたくないので、煽るような事は言いません。

しかし、受注生産に入り、ヨドバシやビックカメラなどでも在庫限りとなってしまっている現状、またMDR-XB950BTの代替となるヘッドホンがいまのところ市場に見当たらないことなどを考慮、さらにいずれは生産に終わりが来てしまうことも考えると、災害対策用に買いだめている2Lペットボトルの水と同じくらい買いだめしておいてもいいかもしれません。無いと生きていけないので。既にAmazonに於いては適正価格での販売はありません。

 

また、このヘッドホンの後継機種となるヘッドホンの登場に期待したい所です。個人的に言うと、中高音域の弱さと、一つのユニットしか搭載していないという弱みを克服してほしいです。

MacBook顔負けなほどピタリとバッテリを積み(重くなってもいいので)、中高音域用と低音用の2ユニットを搭載した2.2chヘッドホンなんていうPSVRも真っ青なバカモンを作ってみても、面白いでしょう。その時は腎臓売ってでも買いますかね。

 

修理して使用するという選択肢があったのではと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、僕そういうのだめなんですよ。スマートフォンとか、開封直後にフィルムを貼りケースに入れ、売るまでヴァージンのまま使用するタイプの人なので。

※後継機が発表されました
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