あなたは光回線の本当の力を活かせていない!LANケーブルや周辺機器の規格を見なおそう

Written by Joe
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一番身近で一番使っているものとして、USBとならんでイーサネットケーブルが挙げられるのではないでしょうか。実は、USBに3.0や2.0があるように、LANケーブルにも速度に応じて規格があります。

光回線の高速な通信を十分に生かせるよう、ケーブルの規格を知り、家の中のケーブルを一新させてしまいましょう。

LANケーブルの規格

まずLANケーブルの種類について知りましょう。

ケーブル自体にも種類が

LANケーブル、そのケーブル自体にも幾つか種類があります。それは、「同軸ケーブル」「ツイストペアケーブル」「光ファイバーケーブル」などです。始めに言っておきますが、これはあまり気にする必要があるわけではありませんが、知っておいて損があるわけでもないので紹介いたしましょう。

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同軸ケーブルのイメージ。Photo by シリコンバレー 24時

同軸ケーブルというのは、テレビアンテナ用ケーブルのような物を想像していただけると大丈夫です。一本だけの線を絶縁体で囲んでおり、ノイズが抑えられるというメリットが有ります。集合住宅やホテル等で使われることが多いようです。

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ツイストペアケーブルのイメージ。Photo by WIkimedia

ツイストペアケーブルというのは、一般家庭にあるLANケーブルのほぼ全てに採用されているものです。線を二本ずつたばね、ノイズを発生させにくくしており、おもに「UTPケーブル」と「STP」ケーブルがあります。STPケーブルはさらに外部からのノイズ干渉を防ぐためシールドで線が囲われているものを言います。

一般家庭ではSTPケーブルを用いるような外部ノイズは発生しません、また家電量販店などでもUTPケーブルしか売っていないと思われます。

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光ファイバーケーブルの接続口のイメージ。Photo by ChampionOne

光ファイバーケーブルというのは、屈折率の違いを利用した光の全反射(プールの中から水面を見た時鏡ようになる現象)で、遠距離までほぼ光の速さで信号を届けるケーブルです。外部からの干渉や内部のノイズはほとんど発生しません。

世間で普及しているのはツイストペアケーブル、という認識で間違いないでしょう。

クロスケーブルと
ストレートケーブル

LANケーブルには配線の方法で二種類あります。これもあまり気にする必要はありません。

ストレートケーブルというものは、今一般的に使用されているLANケーブルのことです。基本的に世の中に出回っているケーブルはこれであり、あなたのPCに刺さっているケーブルも恐らくこれでしょう。
どのようなものかというと、おもにネットワーク機器とコンピューターを接続する際に使われるケーブルです。

対して、クロスケーブルというのは、ネットワーク機器同士(ハブ同士)や、コンピュータ同士を接続して通信させるためのケーブルになります。そのため、ストレートケーブルと構造が異なり、ケーブルの両端の端子の受信と送信が逆に配置されています。

しかし、最近のネットワーク機器は自動で接続先の機器等を判別し最適な動作をするように設計されていますので、ハブ同士を繋ぐ場合などでもストレートケーブルを用いて構いません。

自宅で使っているLANケーブルの基本

これだけは把握しておきましょう。一般的にみなさんが家庭で使っているLANケーブルは、ツイストペアケーブル(UTPケーブル)で、その中でもストレートケーブルと呼ばれるものです。

※上記の説明には曖昧な部分もあります。詳しく解説している記事は下記。

LANケーブルやイーサネットケーブルについてゼロから知ってみよう

カテゴリ

ここからが大切なところです。ストレートUTPイーサネットケーブル(以下LANケーブル)には、それぞれ速度を表す規格があります。それは、カテゴリと呼ばれるものです。

主なカテゴリ

カテゴリには何があるのか説明いたしましょう。

  • カテゴリ5
    一般的に普及しているLANケーブルです。速度は最大で100Mbpsをサポートします。接続する機器が、100BASE-TXに対応する必要があります。
  • カテゴリ5e
    こちらも次いで普及しているケーブルの規格です。速度は最大で1000Mbpsをサポートします。接続する機器が1000BASE-Tに対応していれば1Gbpsでの通信が使用できます。
  • カテゴリ6
    こちらもだんだん普及してきている規格です。最大速度1000Mbps(=1Gbps)をサポートします。接続する機器が、1000BASE-T/TXのどちらかに対応していれば1Gbpsでの通信が可能です。
  • カテゴリ6a
    こちらは最大10Gbpsをサポートするケーブルです。接続機器が10GBASE-Tという規格に対応していれば10Gbpsの通信が可能です。
  • カテゴリ7
    こちらも最大10Gbpsをサポートするケーブルです。接続機器の10GBASE-T対応があれば10Gbpsの通信が可能な上、対ノイズ性能が向上しています。

何を買えばいいのか?

ズバリいいますと、フレッツ光やauひかりなどで契約しており、最大通信速度が1Gbpsの光回線をお持ちの方はカテゴリ6(もしくはカテゴリ5e)を購入しましょう。

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また、最近話題の、2Gbps~10Gbps通信が可能なSo-netのNUROなんかを契約している人は、カテゴリ7(カテゴリ6a)のケーブルを購入しましょう。

自分のLANケーブルのカテゴリを確認したい!

恐らく、LANケーブルなんかは購入して開封したらすぐに袋などは捨ててしまっていると思います。しかし、確認する方法は多くの場合あります。

LANケーブルのほとんどには、ケーブル自体にそのケーブルが対応する規格が記載されております。

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Photo by ShiraBlog

記載されていない製品も極稀にあるようなのですが、そのような場合は実際の速度を測定するなどしか方法が無いと考えられます。

全てのLANケーブルを対応させ無くてはならない

一般的に、光回線ですと

ONU ― ルーター ― ハブ ― コンピューター

と言った構成になると思いますが、これを構成するケーブルや機器の一つでも、1Gbpsや10Gbpsの通信に対応していないと、速度が出ません。

またPCのネットワークカードが対応していなかった、なんて問題も起きます。機器に関しても、型番を検索するなどしてしっかりと対応を確認しましょう。

実際どれくらい早くなったの?

私は、自宅のLANケーブルを全てカテゴリ6に交換後、速度を計測しなおしてみましたがとても早いです。

日曜日の昼下がりだというのに、以下の様な速度が出ます。

spd1

spd2

spd3

計測:speedtest.net

また、5.2GHz帯の無線LANでスマートフォンとルーターを接続し、同様にOoklaさんのSpeedtestアプリで速度を計測しましたが、以下の様な結果です。

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びっくりするくらい早いですね。Youtubeもファイル同期もとてもサクサク進みます。

今すぐ自宅のネットワークを見なおそう。

通信は、早いことに越したことはありません。今すぐ、適切な機器とケーブルで光回線の真の力を開放してあげましょう。

無駄な通信時間があなたの貴重な人生を浪費する前に!

また詳細な解説は下記

LANケーブルやイーサネットケーブルについてゼロから知ってみよう

 

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