サントリー美術館「のぞいてびっくり江戸絵画」に行ってきました

Written by Joe
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面白かったよ

―科学の眼、視覚のふしぎ―

江戸時代に書かれたアートや絵などを展示しているこの展示、遠近法やレンズを使ったものなども置いてあります。

おもに、展示としては以下のものがあります。

  • 遠近法との出会い
  • 鳥の目を得た絵師たち
  • 顕微鏡で覗くミクロの世界
  • 博物学で観察する
  • 光と影を描く

この5章に分けて紹介されています。

今回行ったとは言いましたが、一つ一つの細かい作品名やディティールは記憶や記録していません。申し訳ありません。興味がある方は、ぜひ行ってみてはどうですか?学生なら無料ですよ。

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蘭学と視覚

鎖国政策をとっていた当時の江戸幕府と入っても、その8代将軍の徳川吉宗は、異国の文化には興味を持っていました。

そのため、外国の本を漢訳した漢訳洋書の輸入規制を緩和しました。その結果、外国の文化が多く日本に取り入れられることとなりました。

そのなかで、西洋の技術や科学も日本に入ってきました。そのなかでも、顕微鏡や望遠鏡と言った光学装置、「視覚」と深く関わるものも取り入れられることとなります。

この顕微鏡や望遠鏡で、遠くの世界と小さな世界の正確な情報を得ることができるようになり、当時の市民やアーティストに大きな衝撃を与えました。また、彼らの知れる範囲、表現の幅も広がりました。

それに感銘を受け、そこで知った「今までにない世界」を描く新たなアートも登場し、流行し始めました。

遠近法との出会い

このコーナーには、透視図法を用いたものが多かったです。腐食銅板といわれる板を使った版画は、ろくに絵などには詳しくない私でも質感が洋画風だな~、と小並感を覚えました。

透視図法とは、調べてみたところ一定の視点から見た物の距離感を、見た通りに平面上に表現するため、西洋で発案された遠近法の一種というもので、日本で流行し始めたのは江戸時代の後期だそう。

展示してあった絵画は、風景画などもあり、遠くの山は小さく、近くの真ん中にいる犬は大きくと遠近法を意識した絵、上場物だと思いました。横長の絵や小さいものなどいろいろありましたが。

鳥の目を得た絵師たち

望遠鏡とそれに関連した?鳥瞰図、俯瞰図が多かったこのコーナー。

実際に当時使用された望遠鏡が展示してあり、眼鏡絵のように覗けるものと思い覗きこんでいる人が多数いました。いろいろ、伸縮式のものなど時代の変化に伴い進化してきたものが見られます。

俯瞰図、鳥瞰図とは、透視図法と似たようなもので、高いところから見た時の景色を考えて書かれた図です。

また当時望遠鏡が流入してくると娯楽で所有する人が出てきて、それらも絵に登場するのが見られるようです。当時の望遠鏡の普及などからの「視覚」に対する関心の高さが伺えますね。

顕微鏡で覗くミクロの世界

16世紀にオランダで発明された顕微鏡、その半ばに日本に流れ込んできました。

そのご和製のものも作られ、雪の結晶や虫など自然界のものをミクロの世界で見ることが可能になりました。

雪の結晶などきれいなものに関しては、それが着物などの柄にも用いられるようになったり、アートの世界にも登場し始めました。

どのコーナーに有ったかわすれましたが、虫が戦争をしている絵では朝顔が車輪になっていて、面白かったですと思ったのを覚えています。

博物学で観察する

こちらは、生物などの研究×芸術的な鑑賞という2つが交わった面白い作品が多いです。金魚がたくさん描かれた横長い物もあったと思います。

生き物や植物を名称、紹介、説明とともに描いた絵は、博物学的な面が強く見られます。また、他の迫真的な、リアルな写生図には芸術作品としても十分通用する物が多かったです。

このコーナーはちゃんと見ていなかった。。。

光と影を描く

こちらには、光学的ないろいろに興味を持った当時のアーティストが、影絵、のようなシルエットのみでいろいろ描くようなスタイルも登場しました。

また、鏡状の柱に移すと綺麗に見える、というかそのように考えて描かれた鞘絵も、体感できる形に展示されていました。また面白い鏡が置いてありまして。。。

また水面に反射した景色も意識して書かれたと思われる作品なんかもいくつか置いてありました。コーナーの最後にはあの有名な作品がひとつ。。。

まとめ

  1. おもしろかった
  2. 遠近法や鳥瞰図などの起源もしれた

 

当時はこういうのなかったんですね。。。遠近法などがなかった、と考えると、昔学校で習ったとき見た絵などもよく考えたら遠近法、と呼ばれる遠くが小さく近くが大きい、といったものは使われていなかったと思います。

やはりなにも知らないころの日本には衝撃的で面白かったんでしょうね。無断転載を固く禁じます。

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