【電子書籍×教育】デジタル絵本で4歳時の可読ひらがな増加

Written by Joe
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書籍の電子化はいがいなところに

紙媒体より電子書籍

デジタルえほんを、デジタルなタブレットで4歳時に読み聞かせをした時の方が、紙媒体の読み聞かせより良いらしい

読めるひらがな、3文字アップした実験

これは、京都大学の正高信男教授の研究、実験によるものだ。書籍の電子化に関する実証的な実験はこれが初だという。

Apple製タブレット端末「iPad」に、デジタル絵本「たなばたバス」をダウンロードし、4歳の子供とその母親に読ませると言うもの。期間は、一日2回読むのを6日間続けた。

この実験の結果として、このデジタル絵本を読み聞かせた子供は、読む前とくらべて読めるひらがなの数が平均で3文字増えたという。

また、このような変化は紙の絵本を読み聞かせた場合には見られなかったという。

デジタル絵本の特徴

今回の実験に使用されたデジタル絵本の特徴として、紙媒体にはないデジタルならではの機能を兼ね備えている。

本文の読み上げだが、これは、ストーリーがプロのナレーターによって読み上げられる「ナレーション機能」を始めとして、

かつそのナレーションで読み上げられる文字がその都度赤く光る機能「ハイライト機能」もついている。

この研究結果には、「母親の読み聞かせ」しかない紙の媒体にはないこのような特徴が左右したのではないかとも思われている。

この研究から言いたいこと

当の正高信男教授は以下のように述べている。

「この研究から、デジタル絵本のほうが従来の印刷された絵本よりすぐれていると主張するつもりはありません。(中略)いつも子どもに絵本を読んでやれる時間をとれるかどうかはわかりません。そんなときに、デジタル絵本を効果的に活用することで、こどもの読みの能力を伸ばすことができる、そういう柔軟な対応の可能性を示唆した研究結果」

書籍のデジタル化

今、アメリカでは3500人を対象とした調査で、電子書籍愛好家は一年で7%増えているというアンケート結果もある。

電子書籍を使った子供に対する学習効果については、研究者や学者の中でも賛否両論あり、否定的な意見が多勢だ。しかし、いままで実証的な実験は無かった。

今回の実験は、わずかながら学習効果にいいということを示した結果になったのだろうか。

まとめ

  1. デジタル絵本は紙より読めるひらがなが増えた
  2. デジタルならではの機能などが影響したか

 

やはり、デジタルでは、学習能力こそ身につきますが、

母親に絵本を呼んでもらった、一緒に読んだ、という大切な人生経験という意味も兼ねて、紙媒体での読み聞かせは無くてはならないとは思います。

どちらも否定するわけではありません。むしろ、母親の膝の上でiPadに書かれた絵本を一緒に仲良く読む、これではいけないのでしょうか。

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